【報告】「NPO法人共育フォーラム 設立フォーラム」(11/23-24)開催しました! 23日の巻

11月23~24日の2日間にわたり、
NPO法人共育フォーラムの設立フォーラムを開催しました。

「であい まなび コミュニティの多様性」と題し、
トークセッション、ワークショップを行い、
「共育フォーラムって何を目指してるの?」
「コミュニティってどんな形があるんだろう?」などなど、
講演者・参加者みんなで、参加して・学んで・考えた2日間。
その内容をご紹介します。

1日目はトークセッション。
ゲストとNPO理事が台本なしで語ります。

「地域の中でのコミュニティの役割。小さな町の大きな実践」

第一部はとんこり堂・幌延町法昌寺・稲垣順子さんと理事・千葉利光による「地域の中でのコミュニティの役割。小さな町の大きな実践」。

稲垣さんは幌延町のお寺を拠点に、
子どもたちと自然の中やお寺の中で、遊んだり学んだりする活動をされています。
「お寺はかつて地域の集まりの場でした」と稲垣さん。
幌延町の今の規模や環境だからこそ、
活動を続けていくことができたのだろうとお話されました。

「企業が教育活動に取り組む理由。自分が好きだから子どもたちに伝えたい」

第二部は、えこりん村代表取締役社長・株式会社アレフ取締役・庄司開作さんと、理事・村越含博による「企業が教育活動に取り組む理由。自分が好きだから子どもたちに伝えたい」。

えこりん村では、子どもたちが田植えや野菜の収穫などの体験が行われています。
庄司さんは「自分たちで植え、育て、収穫し、食べる、四季を通じて関わることで、生き物の生命力を感じてほしい」と語ります。
そして、「自分と自然」「太陽と地球」「日本と地球の反対側」など、色々なものの関係について子どもたちに伝えていきたいとお話されました。

「自然の中で子どもは育つ。子どもが育つ環境とは?」

第三部は、女優・千堂あきほさんと、代表理事・太田稔による「自然の中で子どもは育つ。子どもが育つ環境とは?」。

千堂さんは北海道で2人のお子さんを子育て中。ご自身は関西のご出身で、道外出身者の視点から北海道での子育てについてお話いただきました。
「子育てをしていく上で、自然は財産。遊具など何もないところで、考えて作ることを提案すれば、子どもも自ら行うようになります。環境が子どもを育てていくんです。」と、環境も子育ての重要な要素であることをお話されました。

会員の活動紹介

第四部は、NPOの会員さんによる活動紹介。
専門学校で教員をされている登山慎一さんによる、「専門学校から見た進路選択者たちの諸問題と学校間連携の必要性」。

若者の学校離脱率、離職率が高いとの問題提起とその原因をあげ、学校や大人がどのようにサポートできるのか、共育フォーラムでできる可能性について発表がありました。

そして2日目に続く・・・。